Dark tourism / Thanatourism

「暗い観光」 
 観光とは、本来、明るい楽しいところへ行ったり、楽しい体験をしたりするものだが、これはその逆。明るくなく、楽しくない観光。 Dark Tourism とは、死や悲劇などの場を見学、体験することを目的とする観光を言う。 同じ意味で使われるThanatourism もめずらしい単語だ。thana とは、古代ギリシャ語で「死」のこと。人が引き起こした歴史上の悲劇を繰り返さないための学習旅行、あるいは自然災害による被害を実際に見学し、備える気持ちを養う旅行だ。

 世界十大「暗い観光」地は、

1位 パリ、アルマ橋トンネル (ダイアナ妃の死亡事故現場)
2位 ニューヨーク、グラウンドゼロ
3位 タイ、クワイ川鉄橋
4位 ポーランド、アウシュビッツ強制収容所
5位 チェルノブイリ原発
6位 ロンドンダンジョン
7位 フランスギアナナ、デビルズ島(フランスの政治犯や重犯罪者の監獄島)
8位 プノンペン、トゥールスレン収容所虐殺博物館
9位 サイゴン、クチ地下トンネル
10位 ムンバイ、ダラヴィスラム街

http://www.vacationideas.me/travel-tips/top-10-dark-tourism-destinations/ より


Seasoned Traveler

季節の旅行者?いや、これは「旅慣れた人」という意味。 Seasonはもちろん、季節という意味だが、その他に、旬という意味や「慣れる」という意味もある。経験が豊かな、という使い方で seasoned traveler が、旅なれた人、旅のベテラン。

"10 travel tips from a seasoned traveler" は、「旅慣れた人が教える10この使えるヒント。」

"We have beautiful and comfortable rooms to delight even the most seasoned traveller." 「旅のベテランもうならせるきれいでくつろげる部屋が自慢です。」(Hotel Grand Central, Singapore ホームページ)

seasonには「味付けをする」という意味もある。seasoning は塩、コショウなどの「調味料」。

"Herbs are good seasoning for spinach." 「ハーブはほうれん草の調味料としていける。」


Hotelier


ホテリエと読む。今は、この観光英語、韓流ドラマで有名になってしまった。Hotel という単語の後ろに ier をつける。意味は、ホテルやホテルチェーンのオーナー、経営者。

こんな文章をUSA Today紙の旅行ページに見つけた。
The winner will be revealed at the Bellagio hotel in Las Vegas, where top travel agents, hoteliers and other hotel company representatives are gathered for Virtuoso's annual convention.
注目すべきは、hotel company representatives とは別の扱いで hotelier が記述されていることだ。
前者は、つまり、ホテルの「社員」。これに対して、hotelier はオーナー、経営者と区別されている。


ラクシュアリーツアーで知られるVirtuoso社の会議で、ベストホテル賞が発表されるらしい。発表会はラスベガスのべラジオで開催される。会場には、旅行会社、ホテル経営者、ホテル関係者などが集まる、という意味の文章だろう。


ちなみに、レストランオーナーには、restaurateur という単語もある。

Holiday maker

「旅行者」や「観光客」を英語に訳そうとすれば、自然とでてくるのが tourists であったり、visitors, travelers だ。 これらの単語は、一般的な、広い意味での「旅行者」を指す。旅行者の中でもレジャー目的の、いわゆる「観光客」、「観光旅行者」を指す言葉が、この"holiday maker" となる。Holiday はお休み、祝日、という意味でも使われるが、「観光」の意味もある。 ビジネスではなくて、レジャーで、プライベートで旅行しているのですか?、を尋ねるときよく聞くのが、 "Are you on holiday?" だ。 Holiday maker はそんなホリデイを自動詞的に「作る人」だ。つまり、観光客。

”Canaries News reports that the number of foreign holiday makers who visited the archipelago in September 2011 was a rise of 17.55 per cent compared to the same month last year."



Idyllic


これもあまりお目にかからない単語だ。アイディリック、と読む。意味は、牧歌的な、とかのんびりした、とか。日本では学校では教わらないし、受験勉強の単語帳にも出てこなかったのではないか。
ただ、英語の旅行広告とか旅行パンフでは時々みかける。

Enjoy an idyllic beachfront retreat.

をツアーの案内文に見つけた。retreat は隠れ家とか訳される言葉だから、「ビーチに面した静かな宿でゆったりとした時間を。」という感じか。

What was your most idyllic holiday? という質問投稿もあった。「これまでで一番のんびりできた旅行はどこだった?」



Price dripping

おそらくほとんどの人が初めてみる英語表現なのではないか。ドリップといえば、コーヒーだ。あるいは病院の点滴も同じ言葉を使う。しかし観光産業で、Price dripping となるとそれは「おとり価格表示」のようなものをさす。

最近のLCCの運賃表示についてこの表現が使われている。いついつまでに予約支払いをすませれば、激安運賃のいくら。しかし、これに座席指定料金、手荷物料金などを足していくとちっとも安くなくなってしまう。気がついてみると普通の航空会社(Premium carriersと呼んだりする。)の運賃とほとんど同じになる。

旅行商品の広告でもかつては、似たようなものがあった。出発日によって異なる旅行代金のうち、一番安いもの(こういうのはたいてい出発日が一日しか設定されていない)をでかでかと謳っていて消費者の目をひきつけた。これは、price dripping だった。

 It is a practice all low-cost airlines use, known as price dripping. (BBC Fast:track, April 9, 2011)







Destination Wedding

日本でも、結婚式や披露宴を海外で挙げるカップルは少なくない。ハワイやグアム、オーストラリアなどが海外ウェディングで人気がある。日本を抜け出しての挙式は、だいたい安上がりだし、そもそも膨大な数の人を招待する必要もなく、したがって、披露宴でのめんどうなしきたりや、長いスピーチもなくなる。
こんな簡便な結婚式、披露宴へのニーズは海外にもあるらしい。このように自国以外で式をあげることを "Destination Wedding" と呼ぶ。 Destinationは「旅行目的地」である。旅行目的地結婚式。ヨーロッパや北米では古くからあった挙式のあり方だそうであるが、最近はアジアで人気だそうだ。中国系の披露宴はとにかく規模が大きい。千人も招待する、ということは一般人でもめずらしくないらしい。結婚カップルの20%が海外で式をあげる。バリ島やタイが人気のDestination weddingのdestinationだそうだ。

Destination wedding is a good way to scale down your wedding plan!